【受賞者】
大竹幸恵(おおたけさちえ)氏
長野県長和町教育委員会教育課長補佐・文化財係長、黒耀石体験ミュージアム学芸員
【受賞業績】
信州縄文時代黒曜石鉱山の調査研究・保存普及・体験学習に関する系統的展開活動
【受賞理由】
大竹幸恵氏は、長野県中部高地に集中する黒曜石原産地群の一つである鷹山遺跡群を中心に黒曜石の採掘・流通に関する研究を四半世紀にわたり続けてきた。特に、星糞峠 (ほしくそとうげ)で発見された約200箇所に及ぶ縄文時代の黒曜石採掘跡の調査研究により、採掘の具体的方法,採掘の継続・断絶の実態を解明した。
採掘跡群は2001年1月、「星糞峠黒曜石原産地遺跡」として国の史跡に指定され、峠のふもとに長和町立「ほしくずの里たかやま黒耀石体験ミュージアム」が設立され、氏はそこを拠点に、研究をわかりやすく伝える展示活動に力を注ぐとともに、多種多様な体験学習や独創的なイベント、「黒耀石のふるさと祭り」などを推進している。
黒耀石体験ミュージアムにおける展示解説と体験学習のユニークな取り組みは全国に知られ、また外国からも注目され、韓国の全谷(チョン..
